こんにちは。ともはる塾生ラディアンです。
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メタプログラムとは
メタプログラムって何かわかりますか?
メタプログラムとは神経言語プログラム(NLP)の用語のひとつで簡単に言いますと
→個人が持つ無意識における物事の認識パターンのことを指します。
メタプログラムは、当たり前ですが、個性のひとつで、人ぞれぞれが違ったパターンを持っています。
例えば、人のモチベーションをアップさせる時においても、人によって働きかけを変える必要があります。
ある人は、「課題を終えるといいことが待っているぞ」と言われることでモチベーションがアップするかもしれません。
また、ある人は「課題を終えないと大変な事になるぞ」と言われると、モチベーションがアップするかもしれません。
両者の違いをメタプログラムでは、「方向性」の違いとして定義されます。
そして、「方向性」の違いの中で、
前者のタイプを「目的追求型」、後者のタイプは「問題回避型」と呼ばれます。
「目的追求型」のパターンをもつ人は、目標を追う事を得意とし、いつも目標に視点が向かってる一方、問題点を発見することが苦手です。
「問題回避型」のパターンをもつ人は、問題の回避がさし迫った時に、モチベーションを発揮します。
しかし、差し迫った状態でないと本来に力を発揮できないこともあります。
このように、人それぞれ異なる認識パターン=メタプログラムを持っています。
そして、今までの自分の人生の中で経てきた経験によって、
このメタプログラムという無意識の認識パターンが作られます。
例えば、あなたの幼少期の周りの環境や、その後の環境で、周りの人々がいっていたことなどが、あなたのメタプログラムの形成に影響を与えます。
NLPのメタプログラムはたとえば以下のような基準の中で、人の傾向を知ることができます。
・[類似性]←→[相違性]
両極のものが、1次的フォーカスしてから2次的フォーカスと、順番に働くこ
ともあります。
(例)
数年ぶりに会った人に「最近どうですか?」と聞いた時に、
「基本的には同じです。でも、仕事が変わって、引越しもして、結婚もしまし
た」と回答した場合、
この人の1次フォーカスは類似性のメタプログラムで、2次フォーカスは相
違性のメタプログラムと言えます。
同じことを聞いても、こういった回答をする人もいます。
「本当に変わりました。でも、住んでいる場所は同じで、仕事も同じで
す・・・」
相違点のクライテリア(価値基準)が高く、発言した後に振り返って類似性
をみる実例です。
1次的フォーカスから、2次的フォーカスの移行だけでなく、
場面場面によっても、違う側にフォーカスをすることもあります。
・[~に近づく(向かう)]←→[~から遠ざかる(離れる)]
どの方向に動機を向けるか、ということに関するプログラム。
達成したいことに向かって動くのか、あるいは避けたいことから離れるのかという 2 種類があります。
例えば
「・・・を手に入れる」、「目ざす」、「獲得する」、「得る」、「達する」ことなどについて話すときのこと
他方、例えば、本人が「欲しくない」、「好きではないこと」のほうを話すときのことをいいます。
・[可能性]←→[必要性]
「可能性」(“Possibility”)とは、主要なフォーカスが可能性(選択肢)にあるときのこ
とをいう。一般的には、興味、チャンス、アイデアや、「こうなれる」、「なるかもしれない」、「選択肢を広げたい」といった望みに動機づけられます。
他方、「必要性」(“Necessity”)とは、主要なフォーカスが必要性(手順)にあるときの
ことをいう。一般的には、必要性、義務、プレッシャー、責任などに動機づけられ、「やらねばならない」からする傾向がある。また、「否定的な結果」や「肯定的な結果の欠如」を投影したことによる応答が動機になって行動します。
・[内的参照]←→[外的参照]
「内的参照」(“Internal Reference”)とは、主要なフォーカスが内的参照にあるときのことをいう。通常、このような人は、「自ら動機づけられる人」と記述される。動機は内的で、自身のクライテリア、評価、判断を信頼する傾向がある。「うまくできたか」や「ある状況の状態」を知るときに、自身の「内的感覚」を使う。権威/正当性/証拠の源は、内的となります。
「外的参照」(“External Reference”)とは、主要なフォーカスが外的参照にあるときのことをいいます。外的な源によって動機づけられる傾向があり動機は外的で、他人のク
ライテリア、評価、判断を信頼する傾向があります。
・[率先型(能動的)←→[反応型(受動的)
「率先型(能動的)」(“Reactive Modes”)とは、「やること」について話し、行動志向の
動詞を使い、能動的/実行者の立場に自分をおく。自分の行動が結果にどう貢献するか、自らが何事かを起こすきっかけとなり,世界形成に自分がどう影響できるかについて話します。
例えば、「私は、健康でいるために運動する。」というときには。基本信念は、
「私は自分の世界に影響を及ぼすことができる。実際、物事が実現するように行動している」というものです。コントロール、選択、動機の源は内側から湧き上がってくるのがわかります。使用される言葉の例としては、「私は・・・を選ぶ」「私は・・・と決める」「私は・・・できる」「私は・・・できた。私はできるだろう」「いっしょに代替案を見てみ
よう」「私は影響を及ぼす」「私は感情をコントロールする」「私は自分の人生に対して影響力がある。」そして、「私が物事を起こす」などです。
「反応型(受動的)」(“Proactive Modes”)とは、主要なフォーカスが「反応型」にあるときのことをいいます。「待つこと」「考えること」「理解すること」について話し、普通は受動的な言語を使います。
例えば「運動することは良い。」と言います。受動的な言語構造内で使用される言葉には、自らが本人の世界を変えるきっかけとなるインパクトをもつという含意はなく、自分の行動が外側の世界によって形成されていることを暗に示します。
「因果」のパターンに関しては、自分を「影響される」立場におく傾向があります。
したがって、この人は、外側で何事かが起き、行動をおこさざるをえなくなるのを待
つ傾向があります。
基本信念は、「私は自分の世界に何のインパクトを与えることもなければ、それをどうすることもできない。なすがままである」というものである。コントロール、選択、動機の源は外的要因として認識され,環境に左右される。使用される言葉の例としては、「選択肢はあるけれど、私が選ぶことはできない。」「決定するのはむずかしい。」「私には・・・できない。などがあります。
・[グローバル(一般的)]←→[詳細(具体的)]
チャンキングのサイズと方向に関するプログラム。
相手がどのように情報を受け取るかは、チャンク・アップ(グローバル/一般的)、
チャンク・ダウン(詳細/具体的)の 2 種類に分かれます。
示された情報を追跡しその情報を組み入れることを好むかどうかということに関するプログラムです。
・[自己フォーカス]-[他者フォーカス]
注意しなければならない話し手として、自己にフォーカスするのか、自分以外の他者にフォーカスするのか(注目対象の話し手は誰か?)ということに関するプログラムです。
まとめ
メタプログラムについてアウトプットしました。
良好なコミュニケーションを築くうえでは、相手がどのような情報のまとめ方
(あるいは意味の引き出し方)をしているのかをキャリブレーション(観察)することが重要になります。
人が話しているときには話し方の癖があり、「メタプログラムを表現している」といえます。
例えば、「類似性」、「相違性」どちらのメタプログラムを使っているかによって、使う(好む)言葉、動作などが違います。
言語的、非言語的両方でキャリブレーションすることで、こうした傾向や、価値観にも気づけるようになります。
メタプログラムを話し相手と(同調)することでラポール(親和関係)を早く築けます。例えば、類似性をベースに意味を引き出す人に対しては、類似性で質問し、相違性をベースに意味を引き出す人に対しては相違性で聞くとペーシングできますね。逆に、相手の学習や行動を促進するためには、相手がふだん使っていないプログラムを使うよう誘う(リーディングする)ことも有効ですね。
ラディアンでした。最後まで読んでいただきありがとうございました。
このような学びに取り組みながら副収入を目指すこと楽しいですよ。
きっかけはこれ
ラディアン
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